試合の見どころ


バレーボールは目の前の1球に始まり、1点、1セット、1勝、その先にある栄光の結末まで、どの一瞬を切り取っても歓喜できる。それらをウルドファミリーとともに味わう戦いがまたやってきた。2026-27 大同生命SVリーグは東京グレートベアーズをホームに迎えて開幕する。
先駆けて10月5日のオープニングカンファレンスに登壇したキャプテンの市川健太はこう語った。「一人一人が個性的で、強みを持ったメンバーがそろいました」と。その言葉どおり、例年とはまた違うWD名古屋の姿がそこにはある。補強の目玉は世界ナンバーワンリベロの称号を持つジェニア・グレベニコフだ。合流直後から卓越したリーダーシップで、すでにプラスの影響をもたらしている。外国籍選手でいえば在籍2季目の、昨季リーグトップブロッカーのノルベルト・フベルと、爆発力のあるプレーで沸かせたエイメン・ブゲラの2人は健在。そこにイタリア・セリエAのトップクラブでプレーしてきたドノヴァン・ジャヴォロノクとドイツ代表ミドルブロッカーのアントン・ブレーメが加わった。
もちろん日本人選手の活躍も見逃せない。昨季は移籍加入1年目ながらフル出場とチーム最多得点をマークしたオポジットの宮浦健人と、2026年度の日本代表で不動の司令塔を担ったベテランセッター深津英臣のコンビは今季も軸として変わらない。夏にビーチバレーで日本一に輝き、国際大会でもメダルを獲得した水町泰杜もエースとして躍動する。
と同時に、長年チームを支えてきた山田脩造と傳田亮太、山崎彰都といった、過去のリーグ優勝を知るベテラン勢は年々、円熟みが増すプレーを今季も披露する。また、昨季ブレイクした2年目の山﨑真裕を筆頭に同期の澤田晶や怪我からの復帰を誓う豊田譲、新人セッターの前田凌吾ら若手たちは激しいチーム内競争やハイレベルなリーグで揉まれ、成長を続ける。発足して3年目を迎える大同生命SVリーグは、この2026-27シーズンもタフでハードな試合の連続になると予想される。だからこそ誰もが戦力となりチーム一丸で戦うことが必要不可欠で、そこではウルドファミリーの声援が何よりのエネルギーとなる。
「今季はより競争力の高いリーグになりますが、どんな相手に対しても互角に戦い、そして成功を収めたいと願っています。ぜひ応援をよろしくお願いします」(ヴァレリオ・バルドヴィン監督)
さぁ、熱くて長いシーズンの開幕だ。




















