登録全選手でもぎとった勝利。ルーキー山﨑が初得点＆初POM。カールが「おじさんズ」入りも

◼︎2025-26 大同生命SVリーグ／レギュラーシーズン 第6節 GAME2

期日：11月30日(日)

会場：豊田合成記念体育館 エントリオ

結果：3-2 (25-17,19-25,18-25,25-21,17-15)　vs.ヴォレアス北海道

　ウルドタウン稲沢DAYとして開催されたレギュラーシーズン第6節、GAME2のスタメンはセッターが深津英臣でオポジットに宮浦健人、アウトサイドヒッターはエイメン・ブゲラと水町泰杜、ミドルブロッカーは佐藤駿一郎とノルベルト・フベルがそれぞれ対角に入った。
　GAME1と同様に、フルセットにもつれ込む展開となったこの試合。第1セットを先取したが、前日と違ったのは第2、第3セットを奪われ先に王手をかけられたことだった。そうして第4セット開始時からはエース対角にティモシー・カールと山崎彰都、ミドルブロッカーは佐藤に替わってそれまでリリーフサーバーで起用されていた山﨑真裕がコートに入る。
　その山﨑が第4セット序盤に自身の公式戦初得点を鋭いクイックで決めると、相手のサーブに対してカールと山崎もしっかりと耐えることで攻撃の起点を作る。反撃の狼煙をあげてセットを取り返すと、最終第5セットはマッチポイントに2度到達されながら16-15と逆王手。最後はこの日、30歳の誕生日を迎えたカールが“バーステーサービスエース”でチームを勝利に導く。試合後にカールは、オーバー30の面々による「おじさんズ」Tシャツをプレゼントされ、祝福された。
　結果的にベンチ入りメンバー14名全員が出場し、まさに総力戦でつかみとった試合のPOMにはレシーブで貢献した渡辺俊介と、初得点をマークしたルーキーの山﨑が選出。3,000人を超える来場者を前に、山﨑は感謝の言葉とさらなる成長の誓いを口にした。
　チームはこれで6連勝。次の第7節は12月6日〜7日にアスティとくしまで行われるアウェーゲーム、ジェイテクトSTINGSとの「愛知ダービーin徳島」となる。