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2025.12.21
試合情報

12/21(日) 令和7年度天皇杯 ファイナルラウンド決勝 vs.Sヴォレアス 試合レポート

ストレート勝ちで4大会ぶりの天皇杯制覇!! 最多23得点の宮浦がMVPに輝く


◼︎令和7年度天皇杯 JVA全日本バレーボール選手権大会/ファイナルラウンド 決勝

期日:12月21日(日)

会場:京王アリーナTOKYO

結果:3-0(25-23,25-22,25-23) vs.ヴォレアス北海道

 

 頂点まであと1つ。「令和7年度天皇杯 JVA全日本バレーボール選手権大会」のファイナルラウンド、決勝のスタメンはセッターが深津英臣でオポジットに宮浦健人、アウトサイドヒッターはエイメン・ブゲラと水町泰杜、ミドルブロッカーは佐藤駿一郎とノルベルト・フベルがそれぞれ対角に入った。

 第1セットは序盤に宮浦や水町のアタックで4連続得点をあげて流れをつかんだかに見えたが、16-11から連続サービスエースを許し、その後もブレイクを重ねられて19-19の同点とされる。それでも21-20から宮浦がこの日最初のサービスエースを決めてリードを広げると、最後はヴォレアスの粘りを振りきってセットを先取した。

 第2セットはサイドアウトの応酬が続く中、12-13から宮浦のアタックでサイドアウトを奪うと、そこから佐藤が3連続サービスエースを炸裂させる。終盤にかけてはフベルが強烈なクイックで決定的な仕事を果たすなど着実に得点を重ねて第2セットを獲得した。

 第3セットに入ると宮浦のギアがさらに高まり、序盤からサービスエースにアタックに、とヴォレアスのエド・クライン監督も「アンストッパブル(止められない)」と称するほどの活躍でチームを牽引する。相手の粘り強さを前になかなかリードとまではいかなかったが、20点台に到達してからも集中力を切らすことなく、24-23から最後は相手エースを水町とフベルが2枚ブロックでシャット。相手のチャレンジもくつがえらず、その瞬間に4大会ぶりの優勝が決まった。

 終わってみれば失セット0の完全優勝でつかんだ令和7年度天皇杯のタイトル。大会MVPにはアタック決定率67.7%(31本中)、2本のサービスエースを含むチーム最多23得点をあげた宮浦が輝いた。

 大会を通して精一杯の応援を送っていただいたウルドファミリーの皆さんに厚く御礼申し上げます。

 これで天皇杯は閉幕し、再び2025-26 大同生命SVリーグに戦いの舞台を戻します。次は12月27日(土)〜28日(日)にエントリオで開催される日本製鉄堺ブレイザーズとのレギュラーシーズン第8節になります。年末最後のホームゲームでも熱き応援をよろしくお願いします。


 

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