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2021.03.29
お知らせ

3/28(日)古賀幸一郎選手 引退セレモニーを実施しました

3月28日(日)、2020-21シーズンのウルフドッグス名古屋、ホーム最終戦となるFC東京戦が開催されたパークアリーナ小牧にて、試合後に今季限りで現役を引退する古賀幸一郎選手の引退セレモニーを行いました。

昨年2月のアクシデント以来1年ぶりの試合出場となったこの日、FC東京に在籍する弟の古賀太一郎選手との兄弟リベロ対決が実現し、試合は3-0でウルフドッグス名古屋が白星をあげチーム全員ではなむけの勝利を飾りました。

セレモニーでは多くの地域ファン・サポーターや苦楽を共にした選手らが見守るなか、弟の太一郎選手と3人のお子さんから花束が贈られました。

続いて、これまでのVリーグでの活躍をVTR映像で振返ったあと、古賀選手より挨拶。

最後はチームメイトの手で胴上げされ、14年間の現役生活にピリオドを打ちました。

 

 

■古賀幸一郎選手 挨拶全文

まずはじめに、このような素晴らしいセレモニーを開いていただき、豊田合成株式会社はじめTG SPORTS、WOLFDOGS名古屋/FC東京 両監督はじめとする選手・スタッフに感謝を申し上げます。有難うございます。また、コロナ禍の大変な状況のなか、これだけ多くの方々が会場に足を運んでいただき、試合終了後にも関わらず、これだけ僕のためにたくさんの方々が残っていただき大変嬉しく思います。昨シーズン2月2日にこの体育館でアキレス腱をきったこの場所で、最初で最後の兄弟対決を皆さんの前で見せることができ大変嬉しく思います。

思いおこせば 社会人2年目。前所属チームの突然の無期限の休部、そして右膝の手術を受け、移籍先がなかなか決まらずに路頭に迷いそうになりかけていた時に、一緒にやろう、と声をかけていただいたのが前身の豊田合成トレフェルサでした。松葉杖をついている僕に熱心に誘っていただき、“なんとかしてこのチームを優勝させよう”と強く誓ったことを昨日のように鮮明に覚えています。

なかなか結果がでずに怪我もあり手術もありと、辛いことも多かったですが素晴らしい監督・チームメイト、何よりも多くの方々のファンの皆様の後押しにより、2015-16シーズンにおいては優勝することができ、東京体育館でみんなの手で宙に舞った時は、あのまま時がとまってくれればな、と思ったほど素晴らしい経験をさせていただきました。長きにわたりこのチームでプレーでき、本当に誇りに思います。有難うございます。

家族、両親、そしてファンの皆様に支えられ、皆様に誇れる現役生活を送ることができました。今日でユニフォームを脱ぎますが、次のステージに向かって、力強く第一歩を踏み出していきたいと思います。

本当にお世話になりました、有難うございました。

 

 

■セレモニーの様子

 

 

■古賀幸一郎選手 経歴/受賞暦

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