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2025.04.26
お知らせ

〔CHAMPIONSHIP セミファイナルGAME2〔4/26(土)試合レポート〕

チャンピオンシップ セミファイナルは1勝1敗に。勝負のGAME3へ!

 

■2024-25 大同生命SVリーグ男子 チャンピオンシップ セミファイナル

 GAME2/4月26日(土) @Asueアリーナ大阪

 vs.サントリーサンバーズ大阪

 

〔試合結果〕0-3(16-25,20-25,23-25)

 

サントリー大阪とのセミファイナルを戦うウルフドッグス名古屋

 

大逆転勝利の前夜からファイナル進出に王手をかけて臨んだGAME2

 

 前日のGAME1では2セットダウンからの逆転勝利を挙げたウルフドッグス名古屋。

スタメンは前日と変わらず、セッターは深津英臣、オポジットはニミル・アブデルアジズ、アウトサイドヒッターはティネ・ウルナウトと水町泰杜、ミドルブロッカーは傳田亮太と山崎彰都、リベロは渡辺俊介、というラインナップでサントリーサンバーズとのGAME2に臨んだ。

 第1セットはニミルとウルナウトによる両サイドからのアタックに山崎のBクイックを絡めながら得点を重ねる。だが、相手にブレイク(連続得点)を許してじわりじわりと差が開いていき、セットの終盤へ。14-20からの被ブロックを含む3連続失点が決定打となり、16-25で第1セットを先取された。

 前日の試合を踏まえて「出だしがよくなった分、今日はスタートから力を出していこう」(高梨健太キャプテン)と臨んだが第1セットを落とし、続く第2セットもニミルのスパイクで先制したものの、そこから3連続得点を許す立ち上がりに。また相手の髙橋藍やドミトリー・ムセルスキーにサービスエースを奪われ、徐々に点差が開く。8-14の場面で水町に替えて入った高梨が「自分たちに流れがくるように」とレフト方面から力強いアタックで得点するも、サイドアウトの応酬が続いて点差は縮まらず。20-25で第2セットを落とした。

 第3セットは開始時から高梨がコートへ、さらに山崎に替わってリヴァン・ヌルムルキがミドルブロッカーのポジションに入る。本職はオポジットのリヴァンがライト方面からアタックを決めて、このセットのチーム最初の得点をマークすると、3-3からはニミルのサービスエースも含めて一気に4連続得点に成功しリードする展開に持ち込む。しかし12-9で迎えたテクニカルタイムアウト明けに、ニミルとウルナウトが相手ブロックに捕まるなど3連続失点で同点に。その後、中盤は競り合ったものの、18-18からムセルスキーに高い打点からのスパイクを浴びるなど3連続得点を許して追いかける展開になると、相手のサーブミスによる得点こそあれども状況を好転させることはできず。22-25で第3セットを落とし、ストレートで敗北を喫した。

 

ニミル(写真右)はチーム最多17得点と奮闘した

 

 

「“自分たち”と向き合って戦うことを大事にしたい」と深津

 

 試合を終えて、深津は「もう少しシンプルにやっていい場面もあったかなと思います」とコメント。具体的には、ボールを処理する範囲や捕球する選手のジャッジがコート上において最適解を見出せていなかったことを意味する。また深津自身もセッターとして「スパイクやコンビに関しても、このときはここに上げておけば、と思う部分もある」と反省を口にした。

 これでセミファイナルの対戦成績は1勝1敗となり、勝負の行方は27日のGAME3へ。ヴァレリオ・バルドヴィン監督は「明日(GAME3)に向けて、もう一回やり直そう」と選手たちへ激を飛ばし、深津も「今日は相手にはめられてしまって、自分たちがシンプルにやれていなかっただけ。それは明日の戦いにつながると思います」とすでに前を向く。

 勝てばファイナル進出、負ければシーズン終了の大一番となるGAME3。とはいえ「最後まで、“相手”がどうこうではなく、“自分たち”と向き合って戦うことを大事にしたい」と深津。自分たちのやるべき戦い方を実行する、まずはそこからだ。

 

深津は自身が、そしてチームがやるべきことを明確にしてGAME3へ臨む

 

 

 

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