試合の見どころ


長崎での出会い。ここから始まるウルドファミリー ー #1 山田 脩造 ー
今回のホームゲーム開催に先駆けて、今年2月上旬に長崎県諫早市でバレーボール教室を行った山田脩造は「現地の方々がとても期待してくれていると感じました。」と振り返る。そこでは小学生たちとの交流を育んだ。「トップカテゴリーのバレーボール選手と身近に接する機会も少なかったのか、僕たちに圧倒されている子供たちの様子は新鮮でした。僕自身もかつてはそうだったな、と思いましたね(笑)。」大会のプロモーションも兼ねており、そこでは子供たちから「見に行くから、僕のこと、私のことを覚えておいてね!」といった言葉をかけられた。「そう言ってもらえて、僕たちも笑顔になりましたし、それが頑張れる理由になるものです。」WD名古屋のキャプテンさらには福岡県出身の一人として、山田は今大会に懸ける思いをこう語った。「長崎での開催なので、九州出身の選手たちに注目してもらいたいです。それに初めて生で観戦される方々はSVリーグというトップレベルの迫力を味わってほしい。そこでWD名古屋のスピーディーかつパワフルなバレーボールを体感してもらうためにも、いい試合をお見せできればと考えています。それが九州でのファンの拡大や、また長崎で開催する動きにもつながるでしょうから。」長崎をきっかけに。ウルドファミリーの輪がここからさらに広がっていく。
受け取った夢を、次の手へ。思い出になる一球を。 ー #12 水町 泰杜 ー
小学校低学年の頃、すでにバレーボールに夢中だった水町泰杜は地元・熊本県で開催される当時Vリーグの試合にキッズエスコートとして参加した。サインボールを子供たちが投げ込むという企画だったが、将来の自分が選手の立場でサインボールを投じるとは想像もしていなかった。「そもそも、それがバレーボールの何の試合かも分かっていなかったと思いますからね。ただ会場に呼ばれて、サインボールを投げて、横にいる選手を見て『でっけぇ…』と思っていた具合です。」ときにホームゲーム時のサインボールの投げ込みでは、場内にいる子供の元へ駆け寄り、ボールを手渡す水町が見られる。原点は、そこにあったのである。「子供たちにバレーボールを見せる立場になったと実感します。身長的に自分が『大きいな』と思ってもらえるかはわからないですが(笑)、子供たちにとって思い出に残るような、何かしら影響を与えられる存在であればいいなと考えています。」HAPPINESS ARENAにはきっと、バレーボールを、WD名古屋を、そして水町泰杜を見にくる子供たちの姿もあるだろう。「特に今シーズンは新しいアリーナでの試合が多いですし、ああやって人が人を呼んで、たくさんの観客で盛り上がる中、プレーするのは楽しいものですよ。」今日もまた太陽のような笑顔を、子供たちにも届けるに違いない。


















